胃の機能に関わる病気

機能性ディスペプシア(FD)

胃もたれ、少量で満腹になる、みぞおちの痛みが続くとき、検査と症状の両面から評価します。

Overview

診断は「異常なし」で終わらせず、症状を評価して行います

胃カメラで大きな異常が見つからなくても、つらい症状が続くことがあります。症状のパターン、生活への影響、ほかの病気の除外を踏まえて診断します。

治療は症状に応じた薬物療法、食事量や食べ方の調整、睡眠やストレスへの対応などを組み合わせ、経過を見ながら見直します。

Urgent signs

警戒症状がある場合は、機能性ディスペプシアと決めつけません

出血や通過障害、腫瘍性病変などを先に確認する必要があります。

  • 体重減少、貧血、発熱がある
  • 食べ物がつかえる、繰り返し吐く
  • 吐血、黒い便、強い持続痛がある

What we check

診断までに確認すること

一つの症状や検査値だけで判断せず、経過と背景を組み合わせて確認します。

01

症状の型

食後のもたれ、早期満腹感、みぞおちの痛み・灼熱感を分けて確認します。

02

ほかの病気

胃・十二指腸潰瘍、胃がん、胆膵疾患などを症状に応じて確認します。

03

ピロリ菌

検査・除菌歴と胃粘膜の状態を確認します。

04

生活への影響

食事、仕事、睡眠にどの程度影響しているかを確認します。

Consultation flow

受診から次の対応まで

症状や結果に応じて順番は変わります。まず緊急性を確認し、必要な検査へ進みます。

  1. 01

    症状と経過

    主な症状、始まった時期、生活への影響を確認します。

  2. 02

    似た病気を確認

    同じ症状を起こす別の病気や、早急な対応が必要な状態を確認します。

  3. 03

    検査で評価

    血液・便・画像・内視鏡などを組み合わせて病状を評価します。

  4. 04

    治療を相談

    検査結果、持病、生活を踏まえ、治療の選択肢を相談します。

  5. 05

    経過を確認

    症状と検査結果を振り返り、治療の継続・変更と次の確認時期を決めます。

Assessment

治療の組み立て方

01

症状を分ける

主な症状と困る場面を整理し、治療目標を決めます。

02

薬を選ぶ

胃酸、胃の動き、知覚などに関わる薬を症状に合わせて検討します。

03

経過で見直す

一定期間後に症状と生活への影響を確認し、治療を調整します。

FAQ

「機能性ディスペプシア」のよくある質問

一般的な考え方です。個別の検査・治療は診察時に確認します。

胃カメラで異常なしと言われましたが、症状があります

明らかな病変がなくても機能性ディスペプシアなどで症状が続くことがあります。検査結果を持参してご相談ください。

ストレスが原因ですか?

ストレスが症状に影響することはありますが、原因を一つに限定しません。胃の状態や生活背景を合わせて評価します。

食事をどう変えればよいですか?

一度に多く食べると症状が出る方は、量を分ける方法があります。栄養不足を避けながら個別に調整します。

参考情報

医学的な一般情報は学会・国立機関の公開情報を参照しています。当院固有の検査・治療条件は院内確認後に更新します。

Contact

「機能性ディスペプシア」の一般診療は予約不要です

診療時間内に直接ご来院ください。内視鏡検査をご希望の方は、専用ページから予約できます。