プラセンタ療法
プラセンタは歴史ある天然の健康薬
プラセンタとは胎盤という意味です。
プラセンタは元々女性の体にそなわっているものでなく受精卵が子宮壁に着床して作られる臓器で出産とともに役目が終わると体外に排出されます。
プラセンタにはたんぱく質、アミノ酸・脂質・糖質の三大栄養素はもちろんビタミンB1・B2・C・D・E・ナイアシンなどのビタミン、ミネラル、活性ペプチド、酵素、サイトカインなど様々な成分を含んでいます。
プラセンタには新陳代謝を促進し、自律神経やホルモンのバランスの調整、免疫抵抗力を高めるなどの薬効が有り、若返りの薬として古くから世界中で注目され重宝されていました。
古くはクレオパトラが美容と若返りのために愛用し、ギリシア古代の医師ヒポクラテスは治療に用いたと言われており、中国では胎盤をつなぐへその緒を「紫河車」という漢方薬として利用していました。日本では、医療用製剤として、更年期障害や肝硬変などの病気で使用されるようになり一部保険適用になっています。プラセンタには多数の生理活性物質が自然のままの状態で混和しているため全身の器官の機能低下を補う力をもっています。
プラセンタは様々な症状の改善に効果を発揮
このように長い歴史と幅広い領域への効果を持つプラセンタですが、プラセンタの具体的に効果を発揮する代表的なものを紹介します。
内科系 | 頭痛、肝炎、慢性疲労、気管支炎、胃炎、貧血症状 |
婦人科 | 更年期障害、冷え症、月経困難症の改善、生理痛、乳汁分泌不全 |
整形外科 | 肩こり、腰痛、神経痛、関節痛、四十(五十)肩、リウマチ |
皮膚科 | 乾燥肌、肌荒れ、アトピー、シミ、くすみ、ニキビ |
耳鼻科 | 耳鳴り、嗅覚低下、花粉症、アレルギー性鼻炎、めまい、メニエール |
泌尿器科 | 膀胱炎、性欲低下 |
眼科 | 視力低下、疲れ目、アレルギー性結膜炎 |
神経科 | 不眠、不安神経症、疲労、自律神経失調症 |
歯科 | 口内炎、歯槽膿漏、 |
その他 | 疲労倦怠改善、男性、女性ホルモンバランスの調節、虚弱体質、風邪予防、アンチエイジング |
美肌を作り出すプラセンタ
プラセンタには美肌作用が注目され、美容(シミ、しわ、ニキビ)でも使われるようになってきています。
- 美白:シミのもとであるメラニン色素の生成を抑えるとともにシミ、くすみをとります。
- 保湿:高い保湿力でしっとりとした肌を長時間維持します。
- コラーゲンの生成促進:肌の弾力を決めるコラーゲンの生成をささえます。
- 細胞の増殖再生:ダメージを受けた細胞を修復し新陳代謝を高めターンオーバーを正常化し健康な肌を作ります。
- 抗酸化作用:老化の原因となる活性酸素の発生を抑えたり中和したりします。
- 抗炎症、抗アレルギー作用:ニキビや赤みなどの炎症を抑え、免疫システムを調整しアレルギー反応を抑えます。