アンチエイジング検査
アンチエイジングとは
WHOによると、日本人の平均寿命は83歳(男性79歳女性86歳)と世界一ですが、健康寿命は女性73歳、男性70歳と大きな開きがあります。言い換えれば不健康な状態が9〜13年も続いているのです。
アンチエイジングとは平均寿命と健康寿命がゼロに近づくことを目的としており、日々の健康増進を行い、生活の質を向上させ健康長寿を達成すること、自然な老化・健康な老化を迎えることを目標としています。アンチエイジングとは機能年齢の若返りであり、老化予防であるのです。
アンチエイジング検査(アンチエイジングドック)の目的
人間ドックや健康診断はがんの早期発見・生活習慣病の発見を目的としていますが、「アンチエイジング検査(ドック)」とは老化度を測定し、老化の弱点・老化の促進因子を発見し早めに是正するためのものです。
健康長寿を達成するためには、全身がバランスよく均質に老化することが重要なのです。
生理機能の低下によって疲労感や骨粗しょう症・認知症など一般に老化といわれるさまざまな症状がおこります。この生理機能の低下(老化)は免疫系、内分泌系、神経系の機能低下が主体で、特に60歳以降では免疫機能の低下が著しくなるという傾向があります。
一見して健康な、病気になっていない方の中でも、理想的な健康状態を保っている方もいれば、メタボリックシンドローム・糖尿病予備群・境界型高血圧症など疾病との境界に近い領域に位置している方も多く、かなりの個人差があります。
この健康状態の個人差は、加齢に伴い広がっていく傾向にあります。すなわち20歳代では個人差は少ないものの、40歳代ではその差が広がり、60歳代ともなると理想的な健康人(オプティマルヘルス保持者といいます)と未病者(東洋医学で境界型の人間のことです)の差が顕著となっていきます。
アンチエイジング検査(ドック)は、未病・病的な老化の度合いや老化のリスクを評価していくものです。具体的には筋肉、血管、脳(神経)、ホルモン量、骨密度を検査して老化度をはかり、弱点を見つけます。これを是正し全身がバランスよく均質に老化するよう改善方法を探ります。このように機能年齢の老化予防・若返りを目的としたものがアンチエイジング療法なのです。
ホルモンバランス採血検査 | 29,500円 |
更年期採血検査 | 13,500円 |
活性酸素測定(酸化ストレス検査) | 16,500円 |
血管年齢測定検査(加速度脈波) | 4,200円 |
骨密度検査 | 4,200円 |
体組成測定 | 2,500円 |
※記載の料金はすべて税抜きです。